オーバーラッピングは面白い、と言ったな。あれは嘘だ。

オーバーラッピングを始めて1ヶ月経過し、やっと4セットが終了した。
1ヶ月でヒアリング力が向上したか?
と言えば、全然そんなことはなさそうだ。
時々英語の動画は見ているが、もとから関心がある系のものは固有名詞や流れを知っているので、理解力が上がったかどうか確認するのは難しい。
4セットやっての成果は

最大の敵である3日坊主を回避した
リンキングに苛立たなくなった
・ちょっと古めの時事情報および単語と発音を学んだ(そういうスクリプトだから)

くらいだろうか。

それにしても舐めていた。
1ヶ月もやれば口も慣れるだろうと思ったが、難易度が上がるばかりだ。
1スクリプトで「多少は戦えるか」と思っても、次に行くと新たな課題が立ちはだかる。
そして毎回地味に冠詞や複数形、数字などの小隊が襲ってくる。
はっきり言って毎日やめたくなるが、洋画や動画を原語で見たい、という自分の願望に一番必要なのはこの訓練だろう。
語彙を増やせばテキストは読めるようになるかもしれないが、その単語を耳で拾えなければ(そしてすぐに意味を理解できなければ)今までと何も変わらない。
せめて自分で成果を実感できるまでは続けようと思う。

というわけでオーバーラッピングはきついが、逆に楽しくなってきたのが『mikan』だ。
英語物語』の方がレベルアップして進行が楽になったので(ゲーム経験値的に)、これまでは苦行だった『mikan』の反復横飛び作業が良いスパイスになっている。
さらに、絶対やらないから捨てようと思っていた書籍の参考書(英単語)を数年ぶりに開く気になった。
数ページやってみたが「なかなか良くまとまっているじゃないか」と謎の上から目線で評価するほどストレスを感じない。
実際にいろいろと工夫のある編集で凄いと思う。
前書きで監修者が書いている。
「自分の場合、ただ順番に覚えていくのは苦痛だから関係性でまとめました」
自分もそういう風にまとめてメモを取ったりするが、それが知らない単語ばかりだと、いくら良い感じにまとめたところで、どれも頭に入って来ないのだ。
やはりゼロ脳からの単語帳や反復アプリはハードルが高い。
『英語物語』に出会えたのは幸いだった。

 

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